<ちょっと惜しい男編>婚活パーティで出会った3人の男たち
前回の続編です。
婚活していて出会ったちょこっとだけ惜しい、でも憎めない男性を3人ご紹介。
1、どこでもファスナーさん
出会いはホワイトキーの個室婚活パーティにて。
若干ぽっちゃり35歳。職業は忘れた。
職業を忘れてしまうほど会った瞬間わたしの視線は彼の洋服一点に集中‥
紫色のパーカーに無数のファスナーがついてる。
芋虫がたくさんくっついてるみたい‥
こんな感じ↓
彼は話のネタとしてこの芋虫パーカーを着てきてくれたに違いない。
身体を張ったコミュニケーションなのだ。
いわ子「面白い洋服ですね!」
どこでもファスナ「「そう?すっごいお気に入りなんだよねーもう10年くらい着てるんだ♪」
ガチだった。良く見たら生地の繊維もボロボロ。
わたしはお洒落ダンスィより無頓着でダサい人が好きだ。
仮に、彼が超絶イケメンだったり敏腕弁護士だったりマインドがマザーテレサだったのならボロ雑巾着てたって気にならない。
でも彼は顔、トーク力、身長、スペックどれをとっても「ふーん」という感じだったから、こういう場ではファッションは無難にまとめといた方が無難だと思う(失礼)。
あのパーカーは子どもにあげたい。
無限にファスナーの開け閉めが楽しめる素晴らしい知育玩具。
いつかどこかでどこでもファスナーさんを見かけたら100円で売ってくれないか打診したいです。
2、機関車トーマツさん
Partypartyの〔20代女子×170cm以上男子♪〕みたいなパーティで出会う。
公認会計士、35歳、ゴルフの宮里藍選手のお兄さんにオタフクソースを追加でトッピングしたような顔。太め。
「宜しくお願いします」と座ってきた彼と交換したプロフィールカードの職業の欄には、とても大きく太い字で「監査法人 デロ〇ト・トーマツ」と書いてあった。
これ入り口で受付のお姉さんにもらったあの鉛筆で‥?
わざわざトーマツ箇所だけをぐりぐり塗って強調したんか。
そもそも彼が職業欄に書くべきなのは「公認会計士」であって社名ではない。
続くおしゃべりタイムでも「僕は最大手の監査法人、デロ〇トトーマツに勤めています。」とトーマツ推しを止めない。
もはや健気。。
恐らく彼は自分のセールスポイントが「トーマツに勤めている会計士」の一点だけだと自覚していた。
過去にその一点で突破できた経験もあるのかもしれない。
永遠と如何に名の知れた会社なのか、仕事の幅が広いか、繁忙期は忙しいかを熱心に語られトークは終了。
帰り道、一緒に行った友達(かわいくて良い子)に「あのトーマツの人から連絡先貰った?」と聞くと貰ったとのこと。
友達「でもトーマツさん怖かった‥鬼気迫るというか。むしろトーマツってだけで女を落とせたことあるのかな?私はイヤだけど」
うん、私もイヤだな。
私は連絡先貰ってないけど。
この人は戦場を変えたら良いと思った。
参加女性は20代半ばが大半。
この層が35歳以上の男性を大手に勤める会計士というスペックだけで選ぶことは滅多にない。
まだ自分たちはたくさん選べる(と分かってる)から。
何かもう1つ、話が面白いとかかっこいいとか、癒されるとか聞き上手とか猫が好きとかプラスのポイントがないと。
パーティ好きならさ参加女の性年齢層を上げるか、結婚相談所もいいよね。
とかいってもう2年経つからとっくに結婚してるかも。
私はまだ出来てないのにね、なんでかな♪
3、挫折シラズくん
合コンで出会う。
一個下。超高身長の商社マン。
‥について書くつもりでしたが、
いつの間にか「ちょっと惜しい男」じゃなくて「商社マン合コンあるある」というテーマに変わってしまいそうなので次回にします!
続く