婚活男と子どもたち

婚活と乳幼児の神秘について語る予定です。

<普通の男編>婚活パーティと合コンで出会った4人の男たち

オクズさんに捨てられ次の彼氏とも別れた私は、とにかく出会いの場を増やし、
現れる婚活男性をマシンガンで片っ端からババババババと撃ちまくることにしました。

 

6か月弱続いたそのマシンガン期に参加した婚活パーティは5回、合コンは10回前後、うち個別デートにこぎ着けたのは7人。

その中の4人について淡々と振り返ります。

 

 

1、バンビちゃん

高校の友達4人 ×大学の友達4人という好カードの合コンにて出会う。

 

学園ドラマでイケメン集団の中にいる端役っぽい顔立ちのバンビちゃん。
小柄で爽やかな営業マン、同い年。

お酒が極端に弱く、2杯目あたりから体温がぐんぐん下がりぷるぷる震え始めてしまうのが特徴。
2次会のダーツでペアになり仲良くなる。

居酒屋デート→ボルダリング&カラオケデート→焼肉デートと3回にわたり駒を進めるも何も感じず。
途中肩を抱き寄せられたりするも全くときめかず、かといって嫌悪感もなく。
しばらくLINEでやり取りするもこちらから止め、特に追いかけられることもなく終了。
なんの感情も沸かない。その一言に尽きる人でした。

 

 

2、バスソルトさん

Partypartyの一人参加限定婚活パーティで出会う。

 

何故か自信満々に春色ピンクなワンピースなど着てヘラヘラしていたわたし、なんと男性全員から1位or2位指名を頂く。
この日が最初で最後の女性1番人気獲得!ありがとうメーン!

アゲアゲな私の隣の席だったのがバスソルトさん、細身メガネ、お菓子会社の人事、5歳上。
「婚活パーティは初めてだからとても緊張してる」「服とか分からないからスーツで来た」などとゆっくりとした低い声でぼそぼそ話す彼。
スーツ萌え且つぼそぼそフェチの私、彼に決める。


パーティ後はお茶して、後日美術館デート。
招待券を持ってるというので予備知識なしで行ったみたら墨と音楽の融合がテーマだという個展で、
ド素人な我々は電飾に彩られボーカロイドと思われる音楽に合わせてピカピカ光る大きな書初めを前に大いに戸惑ったけど、それはそれで楽しめましたw
バスソルトさんは旅行に行ってきたらしくお土産にご当地バスソルトとお菓子をくれた。良い人‥!

 

と、初めて私服のバスソルトさんに会って彼のウェストが私の半分ほどしかないことに気づく。
細いよぉー太めの太巻きくらい細いよぉ!
あと話の中で彼のご実家が離島にあることも判明。
離島はつらいよぉー飛行機とフェリー乗り継いで里帰りするとか私にはむりだよぉ!

デート後しばらくLINEをして、次のデートに誘われるも返信せず。
その後特に追われることもなく終了。

 


3、おめ目ぱっちりさん

大学の友人の先輩に誘われていった6対6のごった煮合コンにて出会う。

幹事以外みんなほぼ初めまして状態、疲れるやつ。

でもこの飲み、男性側は医者・社長・自衛官・ただのイケメンなどなど‥まさに合コンオールスター!出たなアベンジャーズ!!!

幸い、横柄な人は私のテーブルにはおらず終始穏やかにお話しできて楽しかった(つまり隣のテーブルにはいた)。
ただ惹かれる人もおらず、手ごたえもまったくなく。

 

二次会は隣の自衛官がギラついてきたので途中で退散。
帰る直前、鍛え上げらえた腕と胸板をサワサワさせてもらったことには感謝しています。
触り逃げしてすみません。とても硬かったです。


肝心のおめ目ぱっちりさんは一次会で向かいの席だったけど二次会には来ず。
細身の外資コンサル、1つ上。
翌日LINEきて飲みに誘われたから仕事終わりに会うことに。

 

待ち合わせ場所で開口一番に言われたのは、「え?背ちっちゃくね?」

わたし (え?今更じゃね?)

飲んでるときも「もっと背高い系かと思った、こないだは座ってたから分からなかった」と言われて笑うしかない私。
スタイル良い女性がタイプだったんだね。
コロコロ体系なのに清楚な服着ててごめんね。
7分袖シフォンブラウスの手首細見えスラっと効果に騙されたお前も悪いんだぞ☆彡

 

飲み自体は楽しく終わるものの、その後は互いにやる気のないLINEのラリーが続き、終了。

これ私が捨てたんじゃなくて捨てられてんだわ!あははは!

 

 

4、塩顔さん 

仲良し3人×仲良し3人の好カード合コンで出会う。
SE、2つ上の超高身長。塩顔(好み)。

 

お互い自然に辛めのツッコミを入れたりして波長が合った。
でもなんか自分にも他人にも厳しい人で、小うるさい姑的な目線で家族や友人を見ていることが分かって、ちょっと引いてしまった。
2回飲みに行って、電話で「俺のことそういう対象として見てないでしょ?笑」と確認され、穏やかに終了。
その後合コン仲間として何度か助け合いました!良い人。

 

こうやって書き起こすと4人とも、ほんとになーんも問題ない、むしろ婚活界では貴重なクセのない人達だったことが良く分かる。
普通ってすごい。そのすごさに気づけてなかった。
この頃はまだ相手を選ぶとか選ばれるとかを難しく考えてなかった。
結婚したくて活動してたつもりだけど、真剣じゃなかったのかな。
「一緒にいてドキドキする人」とかを純粋に探してたのかなぁ(遠い目

 


次回は出会った男達、ちょっと惜しい編の予定です!

「後編」初めての婚活パーティでハイステを引き当て遊ばれ現実を知った話

 

前回の続き

 

パーティ当日はマッチングしなかったものの一番話してて楽しかった男、オクズさん(仮)。

 

他の男性達と比べると頭一つ抜けてコミュ力・経済力が高く、

見た目もちょっと猫背だけど清潔感のある中肉中背で、非の打ち所がない。

 

こんなハイスペ男が婚活パーティに来るのは稀だって今ならわかる。今ならね!

 

では、ダイジェストで振り返ります。

 

 

起、オクズさんと再会

オクズさんの職場と私の最寄りがどえらく近かったので、仕事終わりにそこらへんでさし飲み。
オクズ母と私の大学が同じだと知りオクズさん盛り上がる。
オクズさんの自虐と自慢を織り交ぜた独特なテンポの関西人トークにときめいてしまう。
家の近くまで徒歩で送ってもらい解散。


承、オクズさんとデートを満喫

飲んで次の約束して別れるということを4回ほど繰り返す。
何故か週末には一度も会ってくれなかったけど「仕事やねん」という言い訳を信じこんでいたのでスルー。


転 オクズサンに誘惑される

いつものように飲んで送ってもらい、家の近くのベンチで話していると突然オクズさんの顔が近づいてくる。
こういうシチュエーションが初めてだったため動揺し「え?なに?」とか言ってみるけどひたすら顔を近づけてくるオクズさん。
Kissから始まる夜は熱くBecause I love youってTERUも言ってたから間違いないと思い流れに身を任せることに。
たったの数分にも関わらず経験したことのない大人のGlobal Communicationに激しくドキドキしてしまう。

 

その後5日ほど連絡が来ず、ようやく自分たちの関係に疑問を持ち始める。
私はあんなにドキドキしておうちに帰ったのに何もないとは何事!
いつも予定聞かれるの直前だし、付き合ってって言われてない。
言質を取りたい。
取らねばなるまい。


結、千ノナイフガ胸ヲ刺ス

家に誘われる。
ここで告白されなかったら遊ばれてるってことだから撤退しようと肚をくくり、ベージュのださい下着をつけて乗り込む。
だがしかしHOWEVER、なんだかんだまたGlobal Communicationに持ち込まれて冷静な判断が出来ないままお泊りに同意してしまう。

 

オクズさんちは広めの1K、広めのユニットバス。
お風呂場にて髭剃りと牛乳石鹸とリンスのいらないメリットを発見。
美容にはお金かけないタイプかー出費が少なくてエコな人だな♪なんてこの時までは思ってました。

 

化粧を落とそうとするがトラベル用のクレンジングだからなかなか上手くいかない。
裸のまま脱衣所へ出てティッシュペーパーを探すも見当たらない。
何気なくトイレ上の棚を開けてみると、
そこにはでっかいジョンマスターオーガニックのシャンプーとコンディショナー、そしてぱんぱんに膨らんだ化粧ポーチが!

 

あれぇ?
リンスのいらないメリット使う人はジョンマスター使わないよね?
ジョンマスター使う人はリンスのいらないメリット使わないよね?
それにこの化粧ポーチ、中にアイシャドウが4つも入ってるよ?
季節や気分によって使い分けてるのかな?

昨日今日来た女のものじゃないよねぇ?ね?ね?ね??


この男には本命がいる。
間違いなく週末は本命のオーガニック彼女と あいたい~からぁぁぁぁ~!恋しくて!

貴方を!思うほどぉ~!WooooooWooo!!ってやってんぞ。


全てを悟った私は帰らなきゃと焦ったがもう終電はなく。
ジョンマスターオーガニックを拝借し髪をさらさらに乾かしながら冷静さを取り戻す。
仕方なくパジャマの裾をしっかりおなかにしまい、オクズさんが待つベッドへ潜りこみ就寝。
控えめなお誘いきたけど「え?しないよ。」と言ったら止めてくれた。激おこオーラが伝わったようだ。助かった。


そんなこんなで何事もなく朝を迎え、その後しばらく音沙汰なし。
オクズさんとのサバイバルは幕を閉じました。
今振り返ってもオクズさんはとても分かりやすく遊び相手を探していたのに、私の見る目のなさと言ったら。

 

ここで得た教訓、

付き合ってない男の家に行かざるべし。
週末に会ってくれない男は怪しむべし。
そして怪しい男の家の水回りは入念にチェックすべし。
友達も高校生のとき、別居中の父親の家に遊びに行ってトイレの棚から生理用品発見して母親以外の女の存在を確信してたからね。(悲)


一線越えなくてよかったけどそれなりに傷ついたので苦い婚活デビューの一幕となりました。
ちなみにGLAYの曲で一番好きなのはSoul loveです。
嗚呼、両手をバッと広げてTERUごっこしてた無邪気な小学校時代よ・・!


その3か月後、

友人に紹介された真面目な青年と付き合うことになりますが束縛が強くストレスで発疹が出たため半年ほどで別れ、改めて本格的な婚活サイボーグとして動き始めることになるのです。 

 

「前編」初めての婚活パーティでハイステを引き当て遊ばれ現実を知った話

はじめまして、うるめいわ子です。

元一般事務、現保育士、アラサー家族大好き婚活地雷女です。素敵でしょう?

Twitterでほそぼそと呟いていますが、物足りないのでブログを始めてみました。

 

私が綴りたいのは婚活ジャングルでのスペクタクルな戦いと職場の子どもたちとのハートフルな日常。

どうしたら融合出来るのか今のところさっぱり分かりません。

ひとまずこの数年でフワっと出た結論をブログタイトルにしてみたのですが、すぐかえちゃうかも‥。

探りさぐりやっていこうと思います。

 

 

さて、数年前、友達に連れられ初めて婚活パーティへ行ったときのお話です。

このデビュー戦なくして今の私は存在しないといっても過言ではないのです。

 

参加したのはホワイトキーの婚活パーティー。

個室タイプの男性だけ回転する形式。13対13くらい。

当時女性陣の中で最も若かった我々、うるめ with 友達のえみちゃん。

 

緊張のあまり

「へぇ~知らなかったぁ~!」

「えっ、それ私もやってみたいと思ってましたぁ!どんな感じですかぁ?」

てなかんじで、もし私が一日キャバ嬢体験をやったらこんなノリでいくだろうというイメージだけで乗り切りました。

 

結果、えみちゃんも私も何人かから連絡先をいただき、カップリングにも成功。

 

ホワイトキーではカップリングした場合、先に出口で待っている男性の元に後から女性が合流し、LINEを交換したり飲みに行ったりする流れを推していました。 

でも我々はパーリィ後は二人で反省会しようと言っていたのでカップリング相手とは挨拶だけして解散。

婚活パーティにおけるNG行動TOP3に入りそうなほど失礼な別れ方ではあるw

 

居酒屋にて誰とカップリングしたかえみちゃんに告げたところ、

「え?あの人?

あんな年収低くて向上心もない人と付き合ったって仕方ないでしょ?

なんで??」

 と強烈なダメだし。

鋼の精神を持ったえみちゃんはパーティ中その彼と話した際、プロフィールカードを読んでとても疑問に思ったとのこと。

そこで何故その職種でその年齢でその年収なのか直接本人に尋ねてみたところ、「趣味は読書だし、経済的にも環境的にも現状で満足してるから特に資格とか昇進試験とか受けてこなかった」とにこやかに言われ、「マジ、ないな」と思ったそうです。

 

うん、確かにマジ、ないな

 

こちとら共に家庭を築く相手を探してるんですわ。

現在の年収はともかく、将来的にも頑張るつもりない人と付き合ってる場合じゃないんすわ‼

飾らないところ、好きな歴史小説の話が合うところが気に入ってたのですが、大事な部分を考慮してなかったおのれの愚かさに愕然としました。

 

反省を生かし、帰宅後、頂いたメッセージカードを見ながら2名の男性に自分から連絡。

 

一人目は9歳年上の営業マン、見た目がドタイプです!

パーティ中気に入ってくれていたのもあり、さくさく話が進み後日飲みに行くことに。

終始わたしを褒めるスタイルを崩そうとしない彼。

「俺、歳の差とか気にしないからさっ!」って言われたけどそれはこっちのセリフだろと心の中でつっこみ。

 

総じてさすが営業マンというトーク力だったけど残念ながら私の方が洞察力が上だったので、彼の「実はバツイチ」という秘密を中盤で暴くことに成功。

この時点でイエローカード、帰り道いきなり「駅まで手つないでいい?」と言われてレッドカード。

初対面で手を繋がれても嫌じゃないのは子どもだけである。

 

帰宅後丁寧にお断りメッセージを送り終了。

この時は「バツイチはちょっとなぁ」とか生意気にも思ってましたが今は違います、

全然いいよ、バツイチ??

アラサーの私をどうぞ貰って??

 

 

そして連絡をした2人目、5つ上の超大手サラリーマン、オクズさん(仮)。

当パーリィでの男性一番人気(本人談)。

人生初めて男の手のひらでコロコロ転がされる羽目になります。

 

 

 

続く。